ホルモンの関係性

薬による治療とホルモンバランス

うつ病は精神疾患の一種ではありますが、心の問題とは別に脳内の分泌物質の影響も大きく関係しています。脳内でノルアドレナリンという物質の量が多くなってしまうと、ストレスに対して不安やパニック障害を起こす危険性が高まります。また欲求に対して関係しているドーパミンという物質が増えすぎてしまうと、なかなか満足することができなくなってしまいます。それらを制御しているのがセロトニンという物質です。セロトニンは別名幸せホルモンとも呼ばれています。抗うつ薬ではセロトニンの量を調整し、神経細胞間での伝達のやり取りをスムーズにする働きがあります。結果、うつ病の治療に役立っています。うつ病の薬にはいくつか種類があり、症状や副作用の状況に応じて処方されます。

心理的両方による思考パターン改善

薬での治療も効果的ですが、それは一時的なものに過ぎません。否定的な考え方を改善することで、薬による治療が終わったあとも再発しないような状態を作ることが大切です。柔軟な思考パターンを作ることで、現代社会にあるさまざまなストレスから身を守るすべを学ぶのです。それには患者さん一人ひとりをしっかりカウンセリングする必要があります。中には心的外傷ストレス障害(PTSD)を抱えている人もいます。それは心的外傷ストレス障害が長引いてうつ病になってしまう人も多く存在するためです。うつ病の治療には、カウンセリングがしっかりしている病院を選ぶことが大切であり、家族や職場の同僚など、患者さんの周りの人の理解が不可欠です。